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運用・保守 / 更新:2026年8月19日

サイトが表示されないときの対応|原因の切り分けと連絡先

最も時間を失うのは「誰に連絡すればよいか分からない」時間です。

サイトが表示されないときの対応|原因の切り分けと連絡先

ホームページが表示されなくなったとき、 最も時間を失うのは「誰に連絡すればよいか分からない」時間です。

原因の切り分けは、専門知識が無くてもある程度できます。 先に切り分けておくと、連絡してからの復旧が早くなります。

まず切り分ける

確認方法分かること
自分だけか、全員かスマートフォンのモバイル回線で開く社内ネットワーク側の問題か
いつから見えないか心当たりのある作業を思い出す更新作業が原因か
どのページが見えないかトップと下層を両方開く全体障害か部分的な問題か
メールは届くか自社ドメイン宛にメールを送るドメイン全体の問題か

4つめが重要な判断材料です。 サイトが見えず、かつメールも届かない場合は、 ドメインの失効である可能性が高くなります。 この場合、サーバーやサイトのデータに問題はありません。

症状ごとの原因

症状考えられる原因連絡先
画面が真っ白プログラムのエラー、更新の失敗制作会社
「保護されていない通信」の警告SSL証明書の期限切れサーバー会社
サーバーが見つからないドメインの失効、DNSの設定変更ドメイン管理会社
500エラーサーバー側のエラー、設定ファイルの不整合制作会社/サーバー会社
403エラーアクセス権限、セキュリティ設定サーバー会社
404が大量に出るファイルの消失、URL構造の変更制作会社
極端に遅いアクセス集中、サーバー障害サーバー会社
別のサイトに転送される改ざんの可能性制作会社(至急)

「別のサイトに転送される」は最も緊急度が高い状態です。 改ざんされている可能性があり、 訪問者に被害が及ぶおそれがあります。 まずサイトを非公開にして、被害の拡大を止めてください。

更新直後に壊れた場合

CMSやプラグインを更新した直後に表示がおかしくなった場合、 原因はほぼその更新です。

  1. 直前に更新したものを特定する
  2. バックアップから戻す(最も確実で早い)
  3. 戻せない場合は、更新したプラグインを1つずつ無効化する
  4. 原因を特定したら、そのプラグインの代替を検討する

更新前にバックアップを取っていれば、10分で戻せます。 取っていない場合、原因の特定から始めることになり、 半日から数日かかることがあります。 これがバックアップを更新前に取るべき最大の理由です。

ドメインとSSLの期限切れ

障害のうち、完全に防げるのがこの2つです。 それでも実際に起きます。

原因対策
更新通知が退職者宛に届いていた連絡先を共有アドレスにする
登録していたカードが失効していた法人カードにする/年1回確認
自動更新がオフだった自動更新をオンにする
制作会社が管理していて連絡がつかない自社名義に移管する

ドメインが失効するとメールも止まります。 取引先とのやり取りが同時に断絶するため、 サイト停止よりはるかに影響が大きくなります。 年に一度、有効期限と支払い方法を確認する日を決めてください。

連絡先を1枚にまとめておく

障害が起きてから連絡先を探すと、それだけで数時間から数日を失います。 次の情報を1枚にまとめ、複数人が見られる場所に置いてください。

項目控えておく内容
制作会社担当者名・電話・メール・緊急時の連絡方法・対応時間
サーバー会社サービス名・契約者ID・サポート窓口・障害情報ページのURL
ドメイン管理会社サービス名・契約者ID・有効期限
保守契約契約範囲・対応時間・復旧作業が有償か
社内の担当一次対応する人・不在時の代理

「対応時間」を確認しておくことが重要です。 多くの制作会社は平日日中のみの対応です。 金曜の夜に止まると、月曜まで動かない可能性があります。 それが許容できないなら、24時間対応の保守契約が必要という判断になります。

復旧後にやること

  1. 原因を記録する(同じことが起きたときに早く直せる)
  2. 再発防止の対応をする(更新手順の見直し、自動更新の設定など)
  3. バックアップが機能していたか確認する
  4. 復旧までにかかった時間を記録する

4つめの記録は、次の投資判断の材料になります。 復旧に3日かかったという事実があれば、 保守契約の水準を上げる、バックアップの体制を変えるといった判断が 社内で通りやすくなります。

止まる前にできること

  • 連絡先の一覧を作る(今日できる。最も効果が大きい)
  • ドメインとSSLの有効期限を確認する
  • バックアップの保存先と保存期間を確認する
  • 更新前にバックアップを取る手順を決める
  • 保守契約の対応時間を確認する

いずれも費用はかかりません。 障害そのものを完全に防ぐことはできませんが、 止まっている時間は準備次第で大きく短縮できます。

よくある質問

自分だけ見えないのか、全員見えないのか分かりません。

確認方法があります。スマートフォンをWi-Fiではなくモバイル回線に切り替えて開いてみてください。これで見えるなら、社内のネットワークや自分の端末側の問題である可能性が高くなります。

真っ白になっていて何も表示されません。

プログラムのエラーで停止している可能性が高い状態です。直前にCMSやプラグインを更新していないか確認してください。更新が原因なら、バックアップから戻すのが最短です。心当たりが無ければ制作会社かサーバー会社に連絡してください。

「保護されていない通信」と警告が出ます。

SSL証明書の期限切れが最も多い原因です。自動更新の設定になっているか、サーバーの管理画面で証明書の有効期限を確認してください。手動更新の証明書を使っている場合、担当者の異動で更新が止まることがあります。

誰に連絡すればいいか分かりません。

それが最大の問題です。障害が起きてから連絡先を探すと、復旧が数日遅れます。制作会社・サーバー会社・ドメイン管理の連絡先を1枚にまとめて、複数人が見られる場所に置いてください。

この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

つぎは、実際に依頼先を探す段階です

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