東京都|不動産のホームページが得意な制作会社9選
物件情報の入れ方を決めずに見積もりを取ると、金額を比較できません。
不動産のホームページは、作って終わりになりません。 物件情報が毎日入れ替わるため、 公開したあとに誰がどうやって更新するかまで決めておかないと、 情報が古いまま放置されます。
ここでは東京都に拠点があり、 公式サイトで不動産業界向けの制作実績または専門サービスを明示している制作会社を 9社まとめました。
この記事の選び方
当データベースには、東京都のホームページ制作会社が4,016社登録されています。 そのうち不動産業界の実績があるとして分類している396社を対象に、 上位150社の公式サイトを実際に確認し、 不動産業界向けの実績・専門サービスを公開している会社を選びました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 東京都に拠点があり、当データベースに登録されている制作会社 |
| 条件 | 不動産・住宅・工務店向けの実績または専門サービスを公式サイトで公開していること |
| 掲載順 | 順位ではありません。実績の掲載内容が具体的な会社から並べています |
| 記載内容 | 各社の公式サイトで確認できた事実のみ。当サイトによる評価は含みません |
| 確認日 | 2026年9月 |
自社メディアを運営しているだけの会社(不動産ポータル・口コミサイトなど)は、 取引先向けの制作実績ではないため対象から外しています。
1. 株式会社サービシンク
公式サイトのタイトルに 「不動産Web制作・システム開発の専門会社」と掲げています。 さらに「制作実績の8〜9割は不動産関連サービスのWeb制作・スクラッチ開発」と 明記されており、9社のなかで最も対象を絞っている会社です。
実績には キスケホールディングス株式会社の西日本・東京の不動産サイト、 アットホーム株式会社の「スマート案内予約」が挙がっています。 不動産情報サービスの大手が使う機能を作っている点は、 物件データを扱う設計に慣れていることの裏づけになります。
サイト制作とスクラッチ開発の両方を持つため、 既存の基幹システムと繋ぐ前提の案件に向きます。
2. 株式会社アクトキューブ
「不動産業界に特化した」Webサイト制作を掲げる会社で、 2003年の創業から一貫して不動産広告を手がけています。
数字が具体的です。公式サイトには 物件PRサイトの制作が年間80棟超、 創業から18,000物件超、 掲載物件数は500万物件超と記載されています。 1棟ごとの販売サイトを繰り返し作っている会社です。
もう一つの特徴はパノラマ撮影専門のカメラマンを物件へ派遣するサービスを 自社で持っている点です。 360度画像の撮影から加工まで内製しており、 内見前にどれだけ見せられるかを重視する場合に候補になります。
3. 株式会社イー・ステート・オンライン
千代田区の会社で、従業員は158名。 公式サイトの会社概要に東京建物株式会社の100%出資と記載があり、 デベロッパーの子会社としてWebの領域を担っています。 9社のなかで取引先の名前が最も多く公開されています。
公式サイトの制作実績には、 株式会社長谷工不動産、関電不動産開発株式会社、 近鉄住宅管理、フジ住宅株式会社、 TC神鋼不動産株式会社、ブラザー不動産株式会社、 前田不動産と、 デベロッパー・住宅メーカー・管理会社が並びます。 住宅ブランドサイトや規格住宅のサイトも手がけています。
「市場調査から戦略設計・クリエイティブ開発まで一貫対応し、 デジタルとオフラインを融合したプロモーションで物件価値を最大化」と説明しており、 広告運用やスタッフ派遣まで含む体制です。 親会社が分譲事業を持つぶん、 発注する側の事情を前提に話が進むのは他社と違うところです。 大手デベロッパーと同じ進め方を求める場合に近い1社です。
4. 株式会社D-Gripシステム
新宿区の会社で、対象を工務店に絞っています。 公式サイトには「制作実績のほとんどが工務店ホームページ」 「工務店ホームページ制作数1000社の実績」と記載されています。
不動産のなかでも注文住宅・リフォームは検討期間が長く、 施工事例をどう見せるかで問い合わせ数が変わります。 同社は集客を前面に出しており、 「工務店が結果を出せるホームページ」という表現で説明しています。
仲介や賃貸ではなく建てる側の会社であれば、 最も実績の近い1社です。
5. ECマーケティング株式会社
対象業界として「不動産・建築・建設業界」を挙げ、 実績に住友林業ホームテック株式会社、 旭化成ホームズフィナンシャル株式会社(旧・旭化成モーゲージ)が 掲載されています。
内容は住宅ローンサイトのUI/UXおよびSEO改善、 不動産投資のインバウンド営業を100%にするWeb戦略、 異業種のベンチマークから導く不動産新規事業サイトのUX/UI設計と、 新規制作よりも既存サイトの改善に寄った案件が並びます。
すでにサイトはあるが問い合わせが増えない、という段階の会社に向きます。
6. 株式会社いえらぶGROUP
不動産業務支援システム「いえらぶCLOUD」を提供する会社で、従業員は682名。 9社のなかで最大規模です。
システム会社ですが、公式サイトに 「いえらぶは集客用ホームページを不動産業に特化して制作しています」と明記し、 ホームページ制作実績のページを持っています。 賃貸仲介・賃貸管理といった業務システムと同じ会社で作るため、 物件情報を二重に入力しなくて済むのが構造的な利点です。
逆に言えば、業務システムごと乗り換える前提の話になりやすい会社です。 サイトだけを作り替えたい場合は、制作専業の会社のほうが噛み合います。
7. 株式会社シーフォレスト
千代田区の会社で、 「創業当初から不動産企業向けの社内業務システム開発やホームページなど 広告宣伝のサポートに特化して参りました」と説明しています。
提供しているのは不動産ホームページと不動産システムの両方で、 業務効率化と集客を同じ会社で相談できるのが特徴です。 物件情報の管理を扱う点はいえらぶGROUPと近いですが、 こちらはパッケージの導入というより個社に合わせた開発寄りの説明になっています。
8. スカイゴールド株式会社
従業員7名の会社で、対応領域に「不動産サイト」を挙げています。 特徴的なのは 「小さな不動産会社のためのコーポレートサイト+物件更新システム構築」という サービスを明示している点です。
大手向けの大規模なシステムではなく、 自社で物件を差し替えられる最小限の仕組みを作る位置づけです。 店舗が1〜数店規模で、専任のWeb担当を置けない不動産会社に向きます。
9. 株式会社吉和の森
対象を不動産投資に寄せている会社です。 公式サイトには不動産クラウドファンディングサービスのほか、 不動産投資のSNS活用・デジタルマーケティング・集客に関する実績が並びます。
居住用の仲介や分譲ではなく、 投資家に向けて訴求するサイトを検討している場合の候補です。 この領域は金融商品としての説明が必要になり、 一般の物件サイトとは求められる情報が変わります。
9社のなかでは最も小規模な会社です。
不動産サイトで、発注前に決めておきたいこと
制作会社を選ぶ前に、次の3点を決めておくと見積もりの精度が上がります。 とくに1つ目は金額を大きく左右します。
| 論点 | 決めておくこと |
|---|---|
| 物件情報の入れ方 | 自社で1件ずつ登録するか、流通機構や不動産ポータルのデータを取り込むか。 取り込むなら形式と更新頻度を先に確認する |
| 成約後の扱い | 成約した物件をどう落とすか。残したままだと おとり広告と受け取られかねない |
| 写真と間取り図 | 誰が撮るか。360度画像や動画を使うか。 物件ごとに毎回発生する作業なので、体制を決めておく |
物件情報の入れ方を決めずに見積もりを取ると、金額が比較できません。 コーポレートサイトだけなら数十万円台の話ですが、 物件検索と更新の仕組みを作るなら別の規模になります。
東京都の不動産に対応する制作会社の分布
当データベースに登録されている、不動産業界の実績がある制作会社は 全国で844社です。 このうち東京都が396社(46.9%)を占め、都道府県別で1位です。 東京都の掲載4,016社のうち9.9%が不動産業界に対応していることになります。
医療・福祉(東京都648社)と比べると母数は少なく、 そのぶん専門特化した会社の割合が高いのが不動産分野の特徴です。 この記事の9社も、不動産専業・工務店特化・投資特化と対象が分かれています。
この記事で紹介した9社以外にも、 東京都で不動産業界の実績がある制作会社は 一覧で確認できます。 地域を広げる場合は全国の不動産業界に強い制作会社、 東京都の会社を条件で絞るなら東京都のホームページ制作会社を ご覧ください。 関西で探している場合は 大阪府|不動産業界のホームページが得意な制作会社9選も あわせてご覧ください。
よくある質問
この9社はランキングですか?
順位ではありません。当データベースに登録されている東京都のホームページ制作会社のうち、公式サイトで不動産業界向けの実績またはサービスを公開している会社を選んで並べたものです。評価の優劣を示すものではないため、自社の業態(仲介・分譲・管理・工務店など)に近い実績を持つ会社からご覧ください。
一般の制作会社に頼んではいけませんか?
禁止されているわけではありません。ただし不動産サイトは物件情報が毎日入れ替わる点が他業種と決定的に違います。物件をどう登録し、どこから取り込み、成約後にどう落とすかを設計できないと、公開直後から情報が古くなっていきます。また不動産広告は不動産の表示に関する公正競争規約の対象で、おとり広告や誇大表示の禁止など表示のルールがあります。
費用はどれくらいですか?
この記事では各社の料金を比較していません。公式サイトで金額を公開している制作会社は限られており、物件登録の仕組みを作るかどうかで金額が大きく変わるためです。コーポレートサイトだけなのか、物件検索や更新システムまで含むのかを決めてから見積もりを取ってください。
ここに載っていない会社は不動産に弱いということですか?
違います。判断の材料にしたのは公式サイトで公開されている情報だけです。守秘義務や取引先の意向で実績を公開していない制作会社は多くあります。「載っていない=実績が無い」ではない点にご注意ください。
掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。