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費用・相場 / 更新:2026年8月10日

オウンドメディアの構築・運用の費用相場

構築費より運用費のほうが大きくなります。記事1本あたりの単価から逆算しましょう。

オウンドメディアの構築・運用の費用相場

オウンドメディアは、作るより続けるほうにお金がかかります。 構築費 150万円で立ち上げても、月に4本の記事を出し続ければ年間の運用費はそれを上回ります。 最初に年間の総額で考えておくことが、途中で止まらないための一番の対策です。

構築費の相場

形態費用の目安内容
既存サイトにブログを追加30万〜80万円 WordPress の記事機能、カテゴリ、一覧、検索。デザインは既存に合わせる
独立メディアとして構築100万〜300万円 設計から実施。記事テンプレート、著者ページ、タグ、関連記事、資料請求導線
大規模メディア300万円〜 会員機能、資料ダウンロード、マーケティングツール連携、多数の記事型

運用費は記事単価から逆算する

月にかかる費用は、ほぼ「記事単価 × 本数」で決まります。

記事の種類1本あたり備考
一般的な SEO 記事(3,000〜5,000字)3万〜8万円構成・執筆・編集込み
専門分野の記事(有資格者・業界経験者)8万〜20万円医療・法律・金融など
取材記事・導入事例8万〜25万円取材、撮影、確認対応を含む
図版・オリジナル画像の制作1本 5,000〜3万円点数による
キーワード設計・記事計画月 5万〜20万円編集ディレクション費
月額の目安

月4本・1本5万円・ディレクション10万円なら、月30万円・年間360万円。 これが1年続けられるかどうかを、始める前に判断してください。 予算が足りないなら本数を2本に減らすより、期間を短くせず単価を下げるほうが結果につながりやすいです。

本数はどれくらい必要か

記事数が少ないうちは、検索エンジンからの流入はほとんど発生しません。 目安として、まず 30本を1つの区切りに置いてください。 月4本なら 8か月弱、月2本なら 15か月かかります。この期間を許容できる体制かどうかが最初の関門です。

記事数この時期にやること
〜10本検索流入はほぼゼロ。テーマの方向性と品質の型を固める段階
10〜30本一部の記事が検索に出はじめる。反応のあるテーマを見極める
30〜60本流入が積み上がる。既存記事の改善(リライト)を並行させる
60本〜新規より改善のほうが効率がよくなる。資料請求などの導線を強化する

忘れやすい費用

  • リライト(既存記事の書き直し):1本 1万〜5万円。1年経った記事は情報が古くなります。
  • 画像素材:有料素材のサブスクで月 3,000〜1万円程度。
  • 効果測定・レポート:月 3万〜10万円。自社でやるなら不要ですが、見ないまま続けるのが一番もったいない状態です。
  • 資料(ホワイトペーパー)制作:1本 10万〜40万円。記事から問い合わせにつなげる受け皿として作ります。 詳しくはコンテンツマーケティングの相場を参照してください。
「記事を納品して終わり」の契約に注意

本数だけを約束する契約では、検索順位が上がらなくても契約は履行されたことになります。 契約前に「どのキーワードで、どの順位を狙うのか」「順位が動かないときに何をするのか」を確認してください。 逆に、順位を保証する提案も現実的ではありません。約束できるのは施策であって結果ではないからです。

費用を抑える進め方

  • 既存サイトのブログ機能から始める:独立メディアは軌道に乗ってからで十分です。
  • 社内の知見を素材にする:営業がよく聞かれる質問をそのまま記事にすると、外注でも中身の濃い記事になります。
  • 構成だけ外注する:執筆を社内でやり、構成と編集をプロに任せると1本あたり 1万〜3万円に抑えられます。
  • 本数より継続:月2本を12か月続けるほうが、月8本を3か月で止めるより成果につながります。

よくある質問

オウンドメディアの立ち上げ費用はいくらですか?

既存サイト内にブログ機能を追加するだけなら 30万〜80万円、独立したメディアとして設計・デザインから作ると 100万〜300万円が目安です。ただし本当の費用は構築より運用側にあり、記事制作が毎月かかります。

記事1本あたりの費用はどれくらいですか?

ライターに任せる一般的な SEO 記事(3,000〜5,000字)で 3万〜8万円、専門知識が必要な分野や取材を伴う記事で 8万〜20万円が目安です。これに構成作成・編集・入稿・図版制作が加わると1本 5万〜15万円になります。

成果が出るまでどれくらいかかりますか?

検索から安定的に人が来るまで、一般的には 6か月〜1年を見込みます。3か月で判断するのは早すぎます。逆に、1年やっても記事が20本に満たないなら、本数が足りていない可能性が高いです。

外注と内製、どちらがよいですか?

自社にしか書けない専門的な内容は内製、一般的な解説記事は外注、という分担が現実的です。全部外注すると当たり障りのない記事ばかりになり、全部内製すると本数が続きません。

まとめ

  • 構築費は 30万〜300万円。ただし主役は運用費。
  • 運用費は「記事単価 × 本数 + ディレクション費」で計算する。
  • まず 30本を目標に、1年続けられる予算を組む。
  • リライトと効果測定を最初から予算に入れておく。
この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

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