ホームページ制作会社DB 全国のホームページ制作会社を都道府県から探す
ホームページ制作会社DBコラム / 問い合わせフォームの改善|項目を減らすだけでは増えない

公開後の集客 / 更新:2026年8月19日

問い合わせフォームの改善|項目を減らすだけでは増えない

項目を減らすと件数は増えますが、商談にならない問い合わせも増えます。

問い合わせフォームの改善|項目を減らすだけでは増えない

「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」とき、 原因がフォームにあることは少なくありません。

ただし「項目を減らせば増える」という単純な話ではありません。 減らしすぎると、商談にならない問い合わせばかりが増えて、 対応工数だけが膨らみます。

まず通過率を測る

改善の前に、どこで失われているかを特定してください。 フォームの問題なのか、そもそもフォームまで到達していないのかで打ち手が変わります。

見る数字意味目安
サイト全体からフォームページへの到達率導線の問題低ければ導線を直す
フォーム表示 → 送信完了の通過率フォーム自体の問題BtoBで20〜40%程度
送信完了 → 商談化率問い合わせの質低ければ項目が足りない

通過率が10%を切っているなら、フォームに明確な問題があります。 逆に通過率が高いのに件数が少ないなら、 問題はフォームではなく、そこまでの導線か集客です。

離脱を生む要因

要因なぜ離脱するか対応
項目が多い入力の手間で諦める営業が本当に使う項目だけにする
必須が多い書けない項目で止まる必須は最小限にする
入力形式の指定が厳しいハイフンの有無などで弾かれる受け側で整形する
エラーが送信後にまとめて出るどこが悪いか分からない入力中にその場で示す
エラーで入力内容が消えるやり直す気力を失う入力内容を保持する
スマートフォンで押しづらい誤タップして進めない1カラムにし、余白を取る
個人情報の扱いが不明営業電話を警戒する用途を明記する

「エラーで入力内容が消える」は今でも起こります。 長文の相談内容を書いた後にこれが起きると、まず戻ってきません。 検収時に、わざとエラーを出して内容が保持されるか確認してください。

項目は「営業が最初の返信を書けるか」で決める

項目数の議論は、多い少ないではなく その情報が無いと次に進めないかどうかで判断します。

項目扱い理由
会社名必須相手を調べて返信内容を変えられる
氏名必須返信の宛名に必要
メールアドレス必須返信手段
用件・相談内容必須これが無いと返信が書けない
電話番号任意必須にすると送信数が明確に減る
予算任意(選択式)必須にすると答えられず離脱する
希望時期任意(選択式)優先度の判断に使える
部署・役職不要なことが多い返信内容が変わらないなら聞かない
住所不要初回接触では使わない

予算と希望時期は「選択式の任意」が有効です。 自由入力で必須にすると答えられずに離脱しますが、 「50万円未満/50〜150万円/150万円以上/未定」のような選択肢なら 負担が小さく、答えてもらえます。 この2つが分かるだけで、営業側の優先順位付けが大きく変わります。

フォームの前に置くべきもの

BtoBの問い合わせでは、フォームに来る前に不安が解消されているかが 通過率を左右します。

  • 返信までの目安(「1営業日以内にご返信します」)
  • その後の流れ(いきなり訪問営業されるのではないと分かる)
  • 費用が発生しないこと(相談は無料である旨)
  • 個人情報の用途(この件の連絡以外に使わない旨)

「送った後どうなるか」が書かれているだけで通過率は変わります。 多くの人は、しつこい営業を受けることを警戒してフォームを閉じます。

問い合わせの手前に段階を作る

「相場を調べていた人」が、その場で問い合わせまで進むことは稀です。 距離が遠すぎる場合は、間の段階を用意します。

段階受け皿心理的な距離
情報収集中資料ダウンロード・チェックリスト近い
比較検討中簡易見積もり・事例集
依頼先を絞った問い合わせ・相談予約遠い

いきなり一番遠いものだけを置いているサイトが大半です。 情報収集の段階にいる人向けの受け皿を1つ用意するだけで、 接点の数は明確に増えます。

公開後に確認すること

  1. 実際に送信して届くか(迷惑メールフォルダも確認する)
  2. 自動返信が送信者に届くか
  3. スマートフォンで最後まで入力できるか
  4. エラー時に入力内容が保持されるか
  5. 通過率を毎月記録する

フォームは公開後に壊れることがあります。 サーバー移転、プラグイン更新、担当者の退職によるメールアドレス失効など、 原因はいくつもあります。年に2回は自分の手でテスト送信してください。

よくある質問

入力項目は少ないほどよいですか?

一概には言えません。項目を減らせば送信数は増えますが、情報が足りず商談にならない問い合わせも増えます。BtoBでは「会社名・氏名・メール・用件」の4つが下限で、ここから増やすかどうかは、営業が最初の返信を書くのに何が必要かで決めてください。

電話番号は必須にすべきですか?

必須にすると送信数は明確に減ります。電話でのやり取りが商談の前提なら必須、まずメールで接点を持てればよいなら任意にしてください。任意にしても、本気度の高い人は入力します。

入力途中で離脱しているか確認できますか?

できます。フォームページの表示数と送信完了数を比べれば通過率が分かります。さらに項目ごとの離脱を見たい場合は、入力開始と送信完了をそれぞれ計測するように設定します。まずは通過率だけでも把握してください。

確認画面は必要ですか?

BtoBでは入れることが多いですが、必須ではありません。1画面増えるぶん離脱も増えます。入力内容の誤りが実務上の問題になる場合(見積もり依頼など)は入れ、単純な問い合わせなら省いても構いません。

この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

公開後まで見てくれる会社かどうか

作って終わりにする会社と、公開後の数字まで見る会社は、出自で見分けられます。判断のしかたをまとめました。

制作会社の見極め方を見る

関連する記事

依頼先が固まったら、制作会社を探しましょう

全国のホームページ制作会社を都道府県から探せます。
掲載企業は実績・料金・対応できるサービスを公開しています。

制作会社を探す

← コラム一覧へ戻る