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公開後の集客 / 更新:2026年8月19日

広告を出す前に、サイト側で直しておくこと

広告はアクセスを増やす手段です。問い合わせに変えるのはサイトの仕事です。

広告を出す前に、サイト側で直しておくこと

「問い合わせを増やしたいので広告を出したい」という相談は多いのですが、 サイト側の準備ができていない状態で出稿すると、広告費の大半が無駄になります。

広告はアクセスを増やす手段であって、 訪問者を問い合わせに変えるのはサイトの仕事です。 ここが弱いままだと、費用に比例して損失も増えます。

出稿前に確認する6つ

確認項目できていないと
広告の内容に対応するページがあるかトップに送ることになり離脱する
そのページに問い合わせ導線があるか読んで終わりになる
スマートフォンで読めるか広告のクリックは大半がスマートフォン
フォームが実際に届くか問い合わせが消える
問い合わせ完了が計測できているか成果が分からず改善できない
料金の目安が書いてあるか比較段階で候補から外れる

5つめが最も重要です。 問い合わせ完了を計測していないと、 「どのキーワードから問い合わせが来たか」が分かりません。 この状態では、クリック数だけを見て運用することになり、 成果の出ないキーワードに費用を使い続けます。

着地先を検索語に合わせる

広告の効率を最も左右するのは、着地先のページです。

検索語送るべきページよくある誤り
◯◯ 費用費用のページトップページ
◯◯ 会社 △△市エリア対応が書かれたページ会社概要
◯◯ とは解説記事サービス紹介(まだ検討前)
◯◯ 比較比較・選び方の記事自社サービスの売り込み
会社名トップページ

検索語には検討段階が表れています。 「◯◯とは」で調べている人に見積もりを求めても動きません。 逆に「◯◯ 費用 比較」の人には、料金と選び方をすぐ見せるべきです。 段階に合わないページに送ると、クリック単価だけ払って何も残りません。

料金を書いていないと比較で落ちる

広告からの訪問者は、複数のサイトを並行して見ています。 「料金は要問い合わせ」だけのサイトは、その場で候補から外れます。

一律の金額を出せない場合でも、

  • 「◯◯万円から」という下限
  • 何によって金額が変わるか
  • 過去の事例での金額帯

のいずれかは書けます。 これがあるだけで、問い合わせの質も上がります。 予算感が合わない人が事前に離脱するため、 対応する側の工数も減ります。

広告の種類と向き不向き

種類特徴向いている場面
検索広告探している人に出る今すぐ客を取る。BtoBの基本
ディスプレイ広告他サイトの広告枠に出る認知拡大。CVは取りにくい
リターゲティング訪問済みの人に再度出す検討期間が長い商材
SNS広告属性で絞って出す採用・BtoC寄りの商材

BtoBでまず試すべきは検索広告です。 自社のサービスを探している人に直接出せるため、 少額でも成果を確認しやすくなります。

リターゲティングは検討期間の長いBtoBと相性が良い手法です。 一度サイトを見た人に再度接触できるため、 社内検討中に思い出してもらえます。 ただし過度な頻度は逆効果になるため、表示回数の上限を設定してください。

SEOと広告の使い分け

広告SEO
効果が出るまで即日半年〜1年
止めたときすぐ止まるしばらく残る
費用クリックごとに発生制作費のみ(継続的な追加は必要)
取れるキーワード費用を払えば上位に出る競合が強いと難しい

「広告かSEOか」ではなく、両方使うのが基本です。 広告で早く反応を見て、 成果の出たキーワードをSEOで狙うという順番が効率的です。 どのキーワードが問い合わせに繋がるかは、広告のほうが早く分かります。

始めた後に見る数字

  1. 問い合わせ件数(クリック数ではない)
  2. 問い合わせ1件あたりの費用(広告費 ÷ 問い合わせ件数)
  3. キーワードごとの問い合わせ数(成果の出ないものを止める)
  4. 着地ページごとの通過率(どのページが弱いか)

2つめが判断の基準になります。 問い合わせ1件あたり2万円かかっていても、 受注単価が300万円なら十分に見合います。 逆に受注単価が20万円なら合いません。 業界の相場ではなく、自社の受注単価と比べてください。

なお、問い合わせのうち何割が商談になるかも記録しておくべきです。 問い合わせ単価が安くても、 商談にならない問い合わせばかりなら意味がありません。

よくある質問

広告を出せば問い合わせは増えますか?

アクセスは増えますが、問い合わせが増えるかは着地先のページ次第です。受け皿が整っていない状態で広告費を使うと、集めた分をそのまま逃がすことになります。先にサイト側を確認してください。

トップページに広告を送ってはいけませんか?

効率が落ちます。「◯◯の費用」で検索した人をトップページに送ると、自分で該当ページを探すことになり、そこで多くが離脱します。検索語に対応する内容が最初に表示されるページへ送ってください。

予算はどれくらいから始めるべきですか?

月10万〜30万円からが一般的です。ただし少なすぎると判断に必要なデータが溜まりません。3か月続けて、クリック数と問い合わせ数の関係が見える程度は必要です。1か月試して止める使い方には向きません。

運用は代理店に頼むべきですか?

月の広告費が20万円を下回るうちは、手数料の割合が高くなるため自社運用も選択肢です。ただし設定を誤ると無駄が大きいため、初期設定だけ依頼して運用は自社、という分け方も現実的です。

この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

公開後まで見てくれる会社かどうか

作って終わりにする会社と、公開後の数字まで見る会社は、出自で見分けられます。判断のしかたをまとめました。

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