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費用・相場 / 更新:2026年8月10日

ECサイト・ネットショップ構築の費用相場

ASP・パッケージ・フルスクラッチの3方式で費用がどう変わるかを比べます。

ECサイト・ネットショップ構築の費用相場

ECサイトの費用は、作り方(プラットフォーム)の選択でほぼ決まります。 同じ「ネットショップを作りたい」でも、30万円で始められる場合と 500万円かかる場合があるのはそのためです。

3つの構築方式と費用相場

方式初期費用月額向いているケース
ASP(Shopify / BASE / MakeShop など) 30万〜150万円0円〜10万円 まず始めたい。標準機能で足りる。商品点数が数百点まで
パッケージ(EC-CUBE など) 150万〜500万円4万〜30万円 独自の受注フローや会員制度がある。基幹システムと連携したい
フルスクラッチ 500万円〜10万〜50万円 事業の核がECそのもの。既存の仕組みでは実現できない要件がある

※ 税別。決済手数料(売上の 3〜4%程度)は別途かかります。

ASP を選んだ場合の内訳

「サービス利用料は月数千円なのに、なぜ制作費が100万円かかるのか」がよくある疑問です。内訳を見てください。

項目費用の目安
テーマのカスタマイズ(既製テーマをベースに調整)15万〜50万円
オリジナルデザイン(トップ+主要ページ)40万〜120万円
商品登録(1点あたり 300〜1,500円)点数×単価
商品写真の撮影(1点 1,500〜5,000円)点数×単価
決済・配送設定5万〜15万円
アプリ・拡張機能の導入設定3万〜20万円
既存データの移行10万〜50万円
商品点数が多いなら、まずここを確認

1,000点を手作業で登録すると、それだけで数十万円かかります。 CSV での一括登録に対応しているか、既存の商品データがそのまま使える形式かを最初に確認してください。 ここが解決すると、費用は大きく変わります。

パッケージ・スクラッチで費用が膨らむ要因

見積もりが 300万円を超えるときは、たいてい次のどれかが入っています。

要件追加費用の目安
定期購入・頒布会50万〜200万円
会員ランク・ポイント制度30万〜150万円
BtoB(取引先ごとの価格出し分け・掛売り)80万〜300万円
基幹システム/在庫管理との連携80万〜400万円
実店舗との在庫・ポイント連携100万〜500万円
多言語・海外配送50万〜250万円

この中に「今すぐ必要ではないもの」が混ざっていないか、必ず見直してください。 ECは公開してからの改善が本番です。初期に全部入れると、使われない機能の保守費を払い続けることになります。

見落としやすいランニングコスト

  • 決済手数料:売上の 3〜4%程度。月商 500万円なら月 15万〜20万円で、保守費より大きくなります。
  • ASP の従量課金:売上や注文件数に応じてプランが上がるサービスがあります。成長後の料金も先に確認を。
  • 拡張機能の月額:ASP のアプリは1つ月数千円でも、10個入れると月数万円になります。
  • SSL・セキュリティ対応:クレジットカード情報を扱う以上、脆弱性対応は継続的に必要です。
  • 撮影・原稿:新商品を出すたびに発生します。関連業務の相場を参照。
在庫と受注の運用を決めてから発注する

ECで最も揉めるのは、機能そのものではなく「受注後に誰が何をするか」が決まっていないことです。 倉庫への連携、返品対応、問い合わせ窓口を先に決めておかないと、公開後に追加開発が続きます。

予算別の進め方

予算現実的な選択
〜50万円ASP+既製テーマの調整。商品写真と原稿は自社で。まず売ってみる段階
100万〜200万円ASP+オリジナルデザイン。撮影も依頼。ブランドを表現しながら運用に乗せる
300万〜500万円パッケージで独自要件に対応。基幹連携は最小限から段階的に
500万円〜スクラッチまたは大規模パッケージ。EC が事業の中心である場合

よくある質問

ECサイトの構築費用はいくらですか?

ASP(Shopify・BASE・MakeShop など)を使ってデザインを整える程度なら 30万〜150万円、EC-CUBE などのパッケージで独自機能を入れると 150万〜500万円、フルスクラッチ開発は 500万円以上が目安です。商品点数より、必要な機能の数で決まります。

ASP とパッケージ、どちらを選べばよいですか?

定期購入や複雑な会員ランクなど独自の仕組みが不要なら ASP で十分です。基幹システムとの連携、独自の受注フロー、卸価格の出し分けなどが必要ならパッケージを検討します。判断の分かれ目は「業務のやり方をサービスに合わせられるか」です。

月額のランニングコストはどれくらいかかりますか?

ASP なら利用料が月 0円〜10万円、加えて決済手数料が売上の 3〜4%程度。パッケージやスクラッチはサーバー費が月 1万〜10万円、保守費が月 3万〜20万円。売上が伸びるほど決済手数料の負担が効いてくるので、年間の総額で比べてください。

商品点数が多いと高くなりますか?

構築費そのものは大きく変わりません。効いてくるのは商品登録の作業費で、1商品あたり 300円〜1,500円が目安です。1,000点なら 30万〜150万円になるため、CSV での一括登録ができるかを必ず確認してください。

まとめ

  • 費用は商品点数より構築方式と機能要件で決まる。
  • ASP なら 30万〜150万円、パッケージは 150万〜500万円、スクラッチは 500万円〜。
  • 決済手数料は売上に比例するため、年間の総額で比べる。
  • 初期に機能を詰め込みすぎない。公開後に必要になったものから足すほうが安く済む。
この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

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