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公開後の集客 / 更新:2026年8月19日

公開後に見るべき数字|毎月見るのは3つで足りる

項目が多すぎて見なくなるのが普通です。3つだけ決めてください。

公開後に見るべき数字|毎月見るのは3つで足りる

アクセス解析は、入れているだけの状態になりがちです。 管理画面を開いても項目が多すぎて、 どれを見れば判断できるのか分からないのが原因です。

ここではBtoBの企業サイトで、 実際に打ち手が決まる数字だけに絞って整理します。

最低限入れておくもの

ツール分かること費用
アクセス解析(GA4など)訪問者がサイト内で何をしたか無料
Search Console検索でどう扱われているか無料

この2つは必ず両方入れてください。 アクセス解析だけでは「何というキーワードで探されているか」が分からず、 Search Console だけでは「来てから何をしたか」が分かりません。

導入時の注意点として、アカウントは必ず自社で作成してください。 制作会社のアカウント配下に作られていると、 契約が終わった時点で数年分のデータを失います。 自社でアカウントを作り、制作会社には権限を付与する形にします。

毎月見る3つの数字

数字どこで見るか何が分かるか
問い合わせ件数受信メール/解析のコンバージョン成果そのもの
検索からの流入数Search Console のクリック数集客が伸びているか
問い合わせ前によく見られたページアクセス解析実質的な営業ページ

3つめが最も重要で、最も見られていません。 問い合わせした人が直前に見ていたページは、 そのサイトで実際に説得力を持っている場所です。 多くの場合それは、トップページでも会社概要でもなく、 料金や事例、特定のサービス紹介ページです。

この結果が分かると、投資先が決まります。 そのページを厚くする、そこへの導線を増やす、 同じ構成で別テーマのページを作るのが、最も確実な改善です。

Search Console で見るところ

Search Console は「検索結果ページでの成績表」です。 次の4つの数字が並びます。

指標意味低いときの原因
表示回数検索結果に出た回数そもそも評価されていない
クリック数実際に来た回数タイトルが魅力的でない/順位が低い
CTR表示のうちクリックされた割合タイトルと検索意図が合っていない
平均掲載順位検索結果での位置内容が不足している

まず見るべきは「表示回数は多いのにクリックされていないページ」です。 検索結果には出ているので評価はされており、 タイトルと説明文を書き直すだけで流入が増えることがあります。 新しい記事を書くより早く、確実に効きます。

次に見るのが掲載順位4〜10位のキーワードです。 1ページ目の下のほうに出ている状態なので、 内容を足して上に押し上げるほうが、圏外から狙うより効率的です。

数字が少ないときの見方

BtoBサイトでは、月間の問い合わせが数件というのは珍しくありません。 この規模で前月比を見ても意味がありません。 3件が5件になっても、たまたまの範囲です。

  • 四半期または半年で比べる
  • 件数ではなく傾向を見る(どの業種から、どのページ経由か)
  • 問い合わせの中身を記録する(数字より内容のほうが情報量が多い)

問い合わせ内容の記録は、解析ツールより有用です。 「どのページを見て、何を聞いてきたか」を10件も貯めれば、 サイトに足りない情報が具体的に見えてきます。

見なくてよい数字

指標なぜ判断に使いにくいか
直帰率記事ページでは80〜90%が普通。下げること自体に意味はない
平均滞在時間タブを開いたまま放置した人も含まれ、正確でない
総PV数見込み客でない訪問者も増える。成果と連動しない
順位チェックツールの順位検索する人や場所で変わる。Search Console の実測値を見る

これらを追いかけると、成果に繋がらない改善に時間を使うことになります。 関連記事を並べて回遊を増やしても、購買につながらない移動が増えるだけです。

制作会社に依頼するときの確認事項

  1. アカウントは自社名義で作成してもらう
  2. 問い合わせ完了を計測対象として設定してもらう(これが無いと成果が測れない)
  3. 自社の社員のアクセスを除外してもらう(少数のサイトでは影響が大きい)
  4. Search Console と解析ツールを連携してもらう
  5. 月次レポートの有無と費用

2つめが抜けていることが非常に多くあります。 解析ツールは入っているのに問い合わせ完了が計測されておらず、 「どのページ経由で問い合わせが来たか」が分からないまま 数年運用されている、という状態はよくあります。 公開直後に、テスト送信が計測されるところまで確認してください。

よくある質問

アクセス解析は入れているだけで見ていません。

よくある状態です。毎月見る数字を3つだけ決めてください。「問い合わせ件数」「検索からの流入数」「問い合わせ前によく見られているページ」の3つで、判断に必要な材料はほぼ揃います。全部を見ようとすると続きません。

PV数が増えれば成功ですか?

BtoBサイトでは違います。見込み客ではない訪問者が増えてもPVは伸びます。見るべきは総PVより「問い合わせに繋がったページ」と「検索クエリの内容」です。月間1万PVで問い合わせ0件より、500PVで5件のほうが価値があります。

Search Console と解析ツールの違いは何ですか?

見ている場所が違います。Search Console は「検索結果でどう扱われているか」(何で検索され、何位に出て、クリックされたか)を見るもの、アクセス解析は「サイトに来てから何をしたか」を見るものです。両方必要で、片方だけでは判断できません。

数字が少なすぎて判断できません。

BtoBサイトでは普通のことです。月間の問い合わせが数件なら、月単位の増減に意味はありません。四半期または半年で比べてください。少ない数字を毎週見て一喜一憂すると、誤った判断をします。

この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

公開後まで見てくれる会社かどうか

作って終わりにする会社と、公開後の数字まで見る会社は、出自で見分けられます。判断のしかたをまとめました。

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