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税理士法人DBコラム / 税務調査の立ち会い|依頼できることと費用

発注の進め方 / 更新:2026年8月13日

税務調査の立ち会い|依頼できることと費用

連絡が来てから慌てるより、事前の準備で結果が変わります。

税務調査の立ち会い|依頼できることと費用

税務調査は、事前の準備で結果が変わります。 当日に慌てて資料を探す状態と、 聞かれることを想定して整理してある状態では、 調査官の心証も、かかる日数も違います。

費用の目安

項目費用の目安内容
事前準備5万〜15万円帳簿の点検、想定問答の整理、指摘されそうな点の確認
立ち会い(日当)3万〜10万円/日調査当日の同席、調査官とのやり取り
調査後の対応5万〜20万円追加資料の提出、調査官との交渉
修正申告書の作成10万〜30万円指摘を受け入れる場合

※ 顧問契約がある場合、事前準備が顧問料に含まれることがあります。

調査の流れ

時期やること
2〜3週間前税務署から電話連絡。日程を調整する(即答不要)
1〜2週間前税理士と打ち合わせ。帳簿・証憑を揃え、想定問答を整理
当日 1日目午前は事業概要のヒアリング、午後から帳簿の確認
当日 2日目個別の取引を掘り下げる。疑問点の質問
調査後追加資料の提出。指摘事項の提示と交渉(数週間〜数か月)
終了是認(問題なし)、修正申告、または更正処分
日程は調整できる

電話で日程を指定されても、その場で承諾する必要はありません。 「顧問税理士と相談して折り返します」と伝えて構いません。 決算期や繁忙期を避ける、税理士が同席できる日にする、 といった調整は通常認められます。
税理士がいない状態で当日を迎えるのは避けてください。

用意しておく資料

  • 総勘定元帳・仕訳帳(指定された年度分)
  • 請求書・領収書・契約書(原本。日付順に整理する)
  • 預金通帳(事業用のすべて。個人口座を聞かれることもある)
  • 給与関係(賃金台帳、扶養控除等申告書、源泉徴収簿)
  • 棚卸表(在庫がある場合)
  • 固定資産台帳
  • 議事録(役員報酬の決定など)

指摘されやすい項目

項目何を見られるか
売上の計上時期期末付近の売上が翌期に回っていないか
在庫実地棚卸をしているか。計上漏れがないか
交際費私的な支出が混ざっていないか。相手先の記録があるか
外注費と給与の区分実態が雇用なら源泉徴収が必要になる
役員報酬期中の変更、議事録の有無
家事関連費自宅兼事務所の按分に根拠があるか
消費税の区分課税・非課税・不課税の判定に誤りがないか
その場で「はい」と言わない

調査官から指摘を受けても、 その場で認める必要はありません。 「税理士と確認して回答します」で構いません。 根拠を確認せずに同意すると、 本来は認められる経費まで否認されることがあります。
逆に、明らかな誤りは早く認めたほうが、 加算税の軽減につながることもあります。判断は税理士に相談してください。

調査に入られにくくする

  • 書面添付制度:申告書に税理士が「どこをどう確認したか」を書いて添付する制度。 採用すると、調査の前に税理士への意見聴取が行われ、そこで解決すれば調査に至らないことがある
  • 売上と利益の変動に説明を持つ:急な変化があった年は理由を記録しておく
  • 現金管理を徹底する:現金商売は特に見られやすい

よくある質問

税務調査の立ち会い費用はいくらですか?

日当 3万〜10万円が目安です。調査は2日間が一般的なので 6万〜20万円、これに事前準備(5万〜15万円)と、修正申告が必要になった場合の申告書作成費(10万〜30万円)が加わります。顧問契約があれば、日当のみという事務所もあります。

顧問税理士がいなくても立ち会いを頼めますか?

頼めます。ただし過去の申告内容を把握していないため、事前準備に時間がかかり、費用も高くなります。税務署から連絡が来たら、<strong>できるだけ早く</strong>相談してください。調査日の直前だと断られることがあります。

調査は何年分を見られますか?

通常は<strong>3年分</strong>です。問題が見つかると5年分、意図的な隠蔽や仮装があると判断されれば7年分まで遡ります。まず3年分の帳簿と証憑を確認できる状態にしておいてください。

調査の連絡が来たら何をすればよいですか?

まず税理士に連絡します。日程は調整できるので、その場で即答する必要はありません。「顧問税理士と相談して折り返します」で構いません。そのうえで、指定された年度の帳簿と証憑を揃えます。

まとめ

  • 立ち会いは日当 3万〜10万円。事前準備と修正申告は別料金。
  • 日程は調整できる。その場で即答しない。
  • 通常は3年分。問題があれば5年、悪質なら7年に遡る。
  • 指摘をその場で認めない。根拠を確認してから回答する。
この記事の金額について

掲載している金額は、一般的な発注で見かける水準をもとにした目安です。 実際の費用は要件・地域・体制によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、 「何が含まれていて、何が含まれていないか」を比べたうえでご判断ください。

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